言葉

セージウッド

Wood Sage

Xô Thơm

惹きつける

No. 956 フレッシュアロマティックウッディ

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誰の手入れも要らない場所から、惹きつける。

セージウッドは爽やかなハーブの香水ではない。石の丘に野生する植物の観察である。乾いた土地に生きる。遠い海風を受ける。清らかに。長く続く。誰の手入れも必要としないものの香り。

私は、自足から生まれる引力の言葉。肥えた土なしに生きる植物の言葉。好かれようとしない香りの言葉。

セージウッド 素材のマクロ
聴く

自分自身であることで、惹きつける。

小さな瞬間がある。セージの小枝を揉んだあと、自分の手の香りをかぐ朝。口数の少ない人に惹かれる午後。本物に構えは要らないと知る一瞬。

そのとき、セージウッドの言葉が語られる。好かれる必要はない。自分自身であるだけ。

すべての引力がやわらかさから来るわけではない。容易でもない。甘くもない。

香りはひとつでは生まれない。セージウッドが声を見つけるために借りた断片。

開くとき
グレープフルーツ海藻セージ
落ち着くとき
緑茶ヘディオン竹
残るもの
パチョリムスクマロウ
こだま

持ち帰る香り。分かち返す片隅。

セージウッドの言葉のなかでは、自らを育てるどの植物にも意味がある。

セージウッドは、家に持ち帰る香りにもなる。机の上の小さな一角。ありふれた一日のための、長く続くハーブのひと重ね。

あるいは、分かち合うための一角。手入れのいらないこと。喜ばせる必要のない話。ただ聞かれるために。